someone's diary

生活の記録。

「私」を知ろうとする試みに意義はあるのか

僕なりの"自我"に対する考え方を書きまとめたので記録しておく。また、これから自我については書物を漁ってみようと思うけど、取り敢えずそういうものを読まずに、今の考え方を少し残しておこうと思った。

 

 

自分を知ろうとする試み

人格形成に大きな影響を与えるものといえば"その人が好きなもの"だと思う。

 

何かに触れたり見たりすれば、なにも影響を受けないということはなくて、何かしらを知らずのうちに自分の中に取り込んでいるはずだ。

 

自分のものだと思っている価値観すら、分解すれば経験と参照の繋ぎ合せでしかない。ならば、自分を良く知るためには、自分が多く時間を割いてきた対象を知らなければいけない。

 

だが、そもそも自分を知ろうとする試みは、意味があることなのだろうか。

 

 

前提として、確固たる独立した人格というものは存在しないと僕は思う。この人はこんな人です、なんて風には普通は言えないのだ。それでは困るから、本当は言えないけれど適度に要約・捨象してこういう人だということにする。

 

役による人格解釈

人は沢山の役割を、居場所を持っている。子供としての自分。兄弟・姉妹としての自分。学生としての自分。誰かの友達としての自分。時間的にも幅を広げれば、両手の指では足りないくらいの"役"を人は持っている。

 

例を挙げれば、僕は"僕の母親"としての母親を知っている(つもりである)けれど、"祖母の娘"としての母親をよく知らないし、"歯科衛生士"だったときの母親も"若いときの父の恋人"としての母親も殆ど知らない。

 

突き詰めて言えば、僕は母親が普段どういう生活をしているのか、どういう人生を送ってきたのか、近くで見てすらいない訳で、存在を知らない役さえ存在する。家族の1人のことすらあまり知らないのが本当のところなのだ。僕の家族は恐らく他と比較しても異常なほど仲が良い家族で、基本的に何でもかんでも話し話されているけど、それでも分からないことだらけだ。

 

人格のイメージは、そうした役の集合であり、霧のような、輪郭のはっきりしないものである。

 

人間の身体は、細胞分裂を繰り返し絶えず変化しているのだから、昨日の私と今日の私では、構造的にも違う私である…にも関わらず、私が私を私であるということに全く疑問を抱かないのは何故だろう。この自己同一性は、人格の役者解釈から考えると、私の中で役の譲渡が行われ続けているからだと考えられる。

 

今日の私は私という役(人格)を1日を担当する役者(身体)だという考え方だ。なんかちょっと怖いような気もするけど。

 

でも、こう考えると過去に縛られづらくなる。だって私は昨日でも一昨日でもなく今日の私なのだから。昨日の自分に出来なかったことだって、今日の自分になら出来るんじゃないかなって思える。

 

 

自己を定義する必要性

そうした無数の役の集まりの雲から個人を抽象することはまず確実に不可能だが、だからと言ってそれで自分について知ろうとすることが無意味な行為になるか?というと少々疑問である。

 

誰に対しても一定のクオリティで接するということが苦手であるのは、僕が役に依存して行動しているからではないかと思った。しかもその役は、僕が決められる訳ではない。僕は自身の心理的抑揚を話し相手に依拠していたのである。それが、人によって合う合わないということの正体ではないだろうか。

 

それぞれの役はその人の1つの切り口に過ぎないが、その一つ一つは決して虚像ではなく、一面の真実なのである。役の数だけその人の顔が存在すると思えば、私達は一体何を拠り所にして生きれば良いのか分からなくなるのではないか。

 

ならば、他人との関わりで生まれる切り口ではなく、あくまで内側から、自分というものをひとつ定義してあげれば、もう少し安心して、胸を張っていられるんじゃないだろうかと思う。

 

 

だから、僕は人からの評価を否定しないし(納得し難いときもあるけど)、それとは別に僕の僕に対する認識も大事にしている。今回は、自分に対する理解を深めるために、好きなものを思いつく順でバシバシ書き下して見た。メモメモ。



1.スピッツ
2.UNISON SQUARE GARDEN
3.森見登美彦
4.星新一
5.文章を書くこと
6.オムライス
7.浦和高校の友人達と遊ぶこと
8.自然堂ラーメン
9.君と僕。
10.ベースを弾くこと
 
11.ASIAN KUNG-FU GENERATION
12.歌うこと
13.物理
14.寝ること
15.アマレットジンジャー
16.ハグ
17.散歩
18.動画を作ること
19.THEビッグオー
20.Cowboy Bebop
 
21.ラーメンズ
22.Go!プリンセスプリキュア
23.野菜炒め
24.新宿中村屋
25.GRILL ALABELL
26.古典文学
27.哲学
28.映画館
29.接客すること
30.ガールズ&パンツァー
 
31.山本義隆
32.予備校の1年間
33.ナポリタン
34.浦和駅
35.座禅体験に行ったこと
36.京都旅行
37.宮本充
38.ボールルームヘようこそ
40.ハイキュー!
 
41.炒飯
42.フォーマルな服装
43.マドレーヌ
44.担々麺
45.〆サバ
46.珈琲
47.掃除
48.インテリア雑誌
49.豚汁
50.猫
 
51.真顔日記
52.にんにく
53.桜
54.血界戦線
55.サムライチャンプルー
56.松坂桃李
57.ロッテリア
58.arctic monckeys
59.AVGN
60.スラムダンク
 
61.山寺宏一
62.唐揚げ
63.コークハイ
64.桜木町
65.桜井政博
66.ピンポン(映画)
67.コリン・ファース
68.古畑任三郎
69.the manzai(あさのあつこ)
70.the Oasis
 
71.nujabes
72.the pillows
73.コクリコ坂から
74.白シャツ
75.白鷺宝
76.あたしンち
77.nano.RIPE
78.米澤穂信
79.ボンゴレビアンコ
80.いちご
 
81.バナナ
82.はちみつ
83.ジョジョの奇妙な冒険
84.堀さんと宮村くん
85.髪の綺麗な人
86.杏露酒
87.パイナップル
88.フライデーズハンバーガ
89.ボケること
90.遠慮なくツッコんでくれる人
 
91.佐賀のがばいばあちゃん
92.プログラミング
93.手が綺麗な人
94.ジンジャーエール
95.生姜焼き
96.ジーンズ
97.チーズ
98.ウィンナー
99.チキン南蛮とタルタルソース
100.好きな方向へずんずん歩いて行く人

 

100個の好きなものを書き出すって、結構大変だ。

また5年後とかにやってみたら、面白そうだな。