someone's diary

生活の記録。

青春の1ページを覗いたら、ガングリオンが顔を出した

高校三年生のときの話。

 

 

クラスメイトの一人がある日こんなことを言い出した。

 

 

ガングリオンができた…』

 

 

 

 

 

ガングリオン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガングリオンって何…?????

 

その場にいる全員が思った。はてなマークが教室に飽和した。

 

ガングリオンっていうのは…簡単に言えば腫瘍みたいなものだよ。コレ。』

 

皆で彼の腕(だった気がするが)を見ると確かにボゴォ!っと一部が盛り上がっている。コワイ。

 

でも、見た目に反してガングリオンは特に悪いものでもないらしかった。名前だけ大袈裟なやつだ。

 

ジョジョの奇妙な冒険の第3部に、腫瘍として寄生し、徐々に大きくなって人格を持ち始めるという気持ち悪いスタンドが登場したことがあったが、ガングリオンにもそれくらいのことはしてほしいと思った。

 

そんなことを言っていたら、ある日、僕の左足の膝関節の裏にガングリオンができていた。こりこりした小さめのやつだ。

 

あ、こんな簡単にできるものなのかと驚いた。若干心配になったが、悪いものでもないらしいし、特に痛くもない。除去するまでもないと思い放っておくことにした。

 

クラスメイトのガングリオンは、一体どうなったのだろう。彼のガングリオンは結構大きかった。体の一部として馴染んだのか、それとも消滅したのか。

 

 

結局どうしたのかはすっかり忘れてしまったが、ガングリオンという言葉だけはよく覚えている。

 


同窓会が開かれたら、取り敢えずガングリオンの話をしよう。

 

 

昨日、汗をかいて膝裏をかいたら、ガングリオンが無くなっていることに気がついた。自然に消えるなんて、不思議なものだなぁ。